徳島少年少女合唱団、韓国で交流公演を実現 ①
日韓国交正常化60周年を背景に実現した日韓交流公演
2025年8月9日行われた壮行式から1週間。
いよいよ、8月16日、徳島少年少女合唱団をはじめ卒団生や保護者など約70名が、徳島空港からイースター航空便で韓国へ出発しました。
行き先は韓国・ソウル、そして蔚山。


新型コロナの影響で団員数の減少や大舞台の機会が失われ、さらに過去に盛んだった韓国との交流も途絶えて久しい状況でしたが、今年は日韓国交正常化60周年という節目。
そこでカン商事株式会社、代表の姜盛文(以下、代表)は昨年末より依頼を受け、当初は消極的だった関係各所に粘り強く働きかけ、徳島県庁や韓国の関係機関を巻き込みながら、交流再開の舞台を一つずつ築き上げてきました。
済州島とのMOU締結式での公演の実現、済州フォーラムへの招待、そしてついに、8月18日にはソウル・フクソクドン聖堂にて現地CPBC合唱団との合同公演、19日には蔚山・中区文化の殿堂ハムウォルホールで地元合唱団との交流公演を開催。(蔚山公演の記事はこちら)
いずれも韓国各地へのアプローチを重ねた結果として実現した舞台であり、現地領事館関係者へ仰いだ協力やいただいた紹介が大きな後押しとなりました。




さらに、舞台の準備だけでなく、カン商事は合唱団そのものにも寄り添い、発音指導や選曲、韓国合唱団との連絡調整や通訳といった細かな部分までサポートを行いました。
子どもたちは舞台を重ねるごとに確実に成長し、その姿は頼もしく、現地合唱団の子どもたちともすぐに打ち解けて、和やかな交流を深めることができました。
客席からも熱い反応が寄せられ、私の前に座っていた観客は肩を震わせるほどに号泣しており、その光景は今回の公演の意義を物語っていました。

今回の訪韓には、昨年就航したイースター航空便を利用しました。
徳島県誘客アドバイザーの仕事として、徳島県庁にも公演が決まった段階からお声掛けしたので、観光・文化部門や知事戦略室の職員も同行。
2000名以上の観客動員が見込まれ、カトリック教会の平和放送(CPBC)による世界配信が行われる規模であったことから、観光・文化・物産など幅広い分野に波及効果が期待されました。

実際に来賓には、ソウル大教区のクヨビヨブ総代理主教をはじめ、日本大使館からも筆頭書記官が出席。徳島の名を国際舞台で大きく発信する機会となりました。


本公演は、徳島少年少女合唱団にとっても日韓交流の新たなスタートであると同時に、徳島の文化的プレゼンスを国際的に高める貴重な場となりました。
その実現の背景には、代表が一歩一歩丁寧に築いた準備と、子どもたちを支える細やかなサポート、そして周囲を巻き込むパワーと調整力があったことは間違いありません。
今回も、裏方として皆さまを支えることができた喜びと共に、この経験がまた次の一歩へとつながることを願っています。






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