ソウル国際観光展、最優秀PR賞を受賞

6月4日から7日までの4日間、韓国・ソウルCOEXで開催された「第41回ソウル国際観光展(SITF 2026)」に、徳島県観光協会として初出展しました。
下の写真は前日にブースの展示準備をしているところ。
みなさん汗だくだったそう。

世界各国・地域の観光関係者が集まり、それぞれが自分たちの地域の魅力を競い合う韓国最大級の総合観光博覧会。

その中で私たちが伝えたかったのは、まだ韓国で十分に知られていない「徳島という旅」でした。

鳴門の渦潮、南阿波のサーフィン、阿波おどり、徳島の食、祖谷・大歩危・小歩危。

有名な観光地を並べるだけではなく、

「なぜ、次の日本旅行で徳島を選ぶのか。」

その答えをつくる4日間が始まりました。

世界の観光地と、真正面から勝負する

観光展の会場に立つと、改めて感じます。

観光は、とても美しい競争の世界です。

世界中の国や地域が、自分たちの自然、文化、食、人を誇りに思い、「ぜひ私たちの街へ来てください」と発信しています。

その中から徳島を選んでもらわなければなりません。

だからこそ、最初に必要なのは、私たち自身が徳島の価値を信じること。

誇りのある地域には、人を惹きつける力がある。

そんな思いで、徳島として初めてのSITFに挑みました。

2日目|徳島を応援する人たちが集まりました

会期が進むにつれ、徳島ブースにはたくさんの人が集まってくださいました。

ソウルで長年お付き合いのある友人や観光・メディア関係者も次々とブースへ。

韓国の旅行業界関係者、大学の先生方、そしてこれまで交流を続けてきた明知大学関係者や学生さんなど、本当にさまざまな方が徳島ブースを訪れてくださいました。

こういうとき、長い時間をかけて築いてきたご縁のありがたさを、改めて感じます。

さらに徳島からは、阿波おどり・天水連の相原優佳さん、そして徳島を拠点に世界へ挑戦するプロサーファー武知美波さんも参加。

パンフレットだけでは伝わらない徳島を、「人」の力で伝えていただきました。

途中、韓国メディアが徳島ブースを取材に。400年の歴史を持つ阿波おどりや、徳島から踊り手が直接参加したことを大きく取り上げてくれるそうです。

3日目|一つのブースが、交流の場所へ

3日目には、鳴門市の泉理彦市長も会場へ。

ここで改めて感じたのは、海外で観光PRをするうえで「誰とつながっているか」も地域の力になるということです。

この日も、明知大学や韓国外国語大学の学生、大学関係者、旅行会社、インフルエンサー、メディアなど、これまで築いてきた関係が、徳島ブースを支えてくれました。

単にブースへ人を集めたのではありません。

徳島を応援する側として集まってくれた。

それが何よりうれしい光景でした。

最終日|「最優秀ブースPR賞」を受賞

そして最終日。

徳島県ブースは、ソウル国際観光展組織委員会から

「The Best Booth PR Award(最優秀ブースPR賞)」

を受賞しました。

初出展での受賞。とてもうれしい結果です。

明知大学、韓国外国語大学の学生たち。
旅行会社の皆さん。
大学の先生方。
韓国のインフルエンサーやメディア関係者。
鳴門市をはじめ徳島から参加してくださった皆さん。

そして「徳島を応援しよう」と会場まで足を運んでくださった、たくさんの韓国の友人たち。

徳島のために人が集まり、その人たちがまた別の人へ徳島を伝えてくれた。

その積み重ねが評価された賞だったと思います。

結局、観光も「人」でした

4日間、徳島をPRするためにソウルへ行きました。

でも終わってみると、こちらがいただいたものの方が多かったように感じます。

昔からの友人が来てくれた。
大学生が手伝ってくれた。
旅行会社が次の企画を相談してくれた。
インフルエンサーが徳島を発信してくれた。

一つの仕事から生まれたご縁が、次の仕事をつくり、そのご縁がまた別の人を徳島へ連れてきてくれる。

国際観光は、広告だけではつくれません。

最後に人を動かすのは、やはり人と人との信頼なのだと思います。

代表が韓国と日本で長年積み重ねてきたネットワークも、こういうときに初めて地域の財産として意味を持ちます。

徳島をPRする人を増やすのではなく、徳島を応援してくれる人を増やす。

初めてのソウル国際観光展は、その可能性を強く感じた4日間となりました。

最優秀ブースPR賞という結果に感謝しながら、ここで生まれた出会いを、次の旅行商品、大学交流、メディア発信、そして実際の徳島への送客へとつなげていきます。

世界市場への挑戦は、まだ始まったばかりです。


韓国メディアからも注目

今回のソウル国際観光展では、徳島の取り組みも韓国メディアから大きな注目を集めました。

記事では、日本の地方都市への旅行需要が高まるなか、徳島を新たな旅行先として取り上げ、韓国との直行便をはじめ、鳴門の渦潮、祖谷のかずら橋、大塚国際美術館、ゴルフ、阿波牛や徳島ラーメン、藍染体験など、徳島ならではの観光・食・文化の魅力が幅広く伝えられました。

会場を訪れた泉理彦鳴門市長の様子も掲載され、SITF初出展を通じて、これまで韓国ではまだ十分に知られていなかった徳島を発信する大きな機会となりました。

そして最終日には、4日間の積極的なプロモーション活動が評価され、徳島県ブースが「The Best Booth PR Award(最優秀ブースPR賞)」を受賞。

初出展が、現地での反響、メディア発信、そして受賞という一つの成果につながりました。

「徳島をつなぐ人」にも取材

さらに今回は、徳島の観光資源だけでなく、弊社代表・姜盛文の取り組みについても韓国メディアから単独取材を受けました。

インタビューでは、徳島―韓国直行便や韓国からの観光誘致、大学をはじめとする人的交流など、これまで韓国と徳島をつないできた活動についてお話ししました。

長年日本と韓国で築いてきた人とのつながりを、現在は「徳島へ実際に人を動かすネットワーク」として生かしていること。そして、観光だけではなく、教育・文化・経済へと交流の幅を広げていく考えについてもお伝えしています。

今回、徳島の魅力だけでなく、「誰が、どのように韓国と徳島をつないでいるのか」という部分にまで韓国側から関心を持っていただけたことは、私たちにとってもうれしい出来事でした。

自分たちでネットワークの強さを語るより、こうして現地メディアが実際の活動を見て記事にしてくれたことを、私たちは大切にしたいと思います。

韓国メディア|徳島県、第41回ソウル国際観光展に出展

韓国メディア|姜盛文 徳島県観光協会副理事長インタビュー

    2026.6.7

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