徳島県×明知大学、MOU締結

2026年3月24日、韓国・ソウルの明知大学校(Myongji University)を訪問し、徳島県と同大学との間で「交流協力に関する協定」が締結されました。

後藤田正純知事とイム・ヨンス総長が協定を交わし、学生交流をはじめ、教育・研究・文化・観光など幅広い分野で連携していくことを確認しました。

「協定を結ぶこと」がゴールではない
今回、弊社代表と後藤田知事が一貫して示していたのは、
「交流を“形”で終わらせず、実際の人の流れにつなげる」
という姿勢でした。

国際交流では、協定書に署名し、記念写真を撮影するところが一つの節目になります。
(それで終わり、なんてことも他所ではよくあるらしいです)
しかし、本当に大切なのはそこからです。
学生が徳島へ来る。
徳島の若者が韓国へ行く。
大学同士が交流する。
そして、その往来が文化や観光、地域経済へと広がっていく。
今回の協定は、そうした実際に人が動く交流を前提としているところに大きな意味があります。

そして、本当に学生たちが徳島へ

その動きは、すぐに形になりました。
協定締結からわずか約2週間後の4月9日には、明知大学の学生たちが徳島を訪問。
県主催の「徳島日韓グローカル・ダイアローグ2026」では、徳島県内の大学生らと交流し、明知大学の学生による徳島の魅力を紹介する映像の披露なども行われました。
3月に協定を結び、4月には人が動く。
私たちが目指している国際交流は、まさにこういうスピード感です。
さらにその後の継続した交流として、徳島県が推薦する高校生を毎年夏にソウルキャンパスへ招いていただく短期文化プログラムや、徳島大学との学術交流、交換留学・共同研究などについても協議を続けています。
「来てもらう」から「また来る理由をつくる」へ
地方の国際戦略は、海外から一度来てもらえば終わりではありません。
一度の訪問を二度目へ。
学生交流を大学交流へ。
大学交流を文化・観光・研究・産業へ。
そうやって関係を少しずつ太くしていくことで、初めて地域に残る国際交流になります。
今回の明知大学との協定も、一過性のイベントではなく、これから何年も続く関係の「入口」にしていくことが重要です。
カン商事としても、韓国で長年培ってきた人的ネットワークを、単に「人を紹介する」ことだけに使うのではなく、徳島に新しい人の流れをつくり、その交流を継続させることにつなげていきたいと考えています。
協定から交流へ。
交流から往来へ。
そして往来から、新しい価値へ。
今回もまた、徳島と韓国を結ぶ新しい一本の線が生まれました。
追記(2026.06.11)
その後の交流|イム・ヨンス総長が徳島へ

3月24日にソウルで締結した、徳島県と明知大学との「交流協力に関する協定」。
協定は、署名して終わりではありませんでした。
学生たちの徳島訪問に続き、6月11日には明知大学のイム・ヨンス総長一行が徳島を訪問。

徳島県庁では後藤田正純知事と再会し、教育・文化・観光を軸として、これから徳島と明知大学の交流をどのように発展させていくのか、今後の連携について意見を交わしました。
3月にソウルで結んだご縁から、学生が徳島へ。そして今度は大学トップが徳島へ。
少しずつですが、「協定」という形が、実際に人が行き来する関係へと変わってきています。
私たちも、これまで韓国の大学関係者との間で築いてきたご縁を生かしながら、この交流が一度きりにならないよう、引き続き両者の橋渡しを続けています。

交流を「大学対大学」に広げる
6月12日には、イム・ヨンス総長一行が徳島大学、徳島文理大学を訪問しました。

ここで話し合われたのは、単なる表敬訪問ではなく、学術交流や学生交流を今後どのように発展させていくかということ。
県と大学をつなぐところから始まった交流が、今度は韓国の大学と徳島県内の大学を直接つなぐ段階へと広がってきました。
大学同士がつながれば、学生交流だけではなく、教育、研究、共同プロジェクト、人材育成など、その可能性はさらに大きくなります。
そして何より、学生時代に徳島と韓国を行き来した若者たちが、10年後、20年後には両地域をつなぐ人材になっているかもしれません。
国際交流の価値は、すぐに数字だけで測れるものではありません。
人が出会い、その関係が続き、また次の人へつながっていく。
3月のMOUから、学生の来県、そして総長の徳島訪問、県内大学との交流へ。
明知大学と徳島との関係は、着実に次の段階へ進み始めています。

「協定を結ぶ」から「関係を育てる」へ
私たちが大学交流で大切にしているのも、この部分です。
ご縁を徳島へつなぎ、実際に人が来て、徳島の人と出会い、さらに次の交流が生まれて初めて、地域にとって価値のあるネットワークになります。
3月24日の協定はゴールではなく、スタート。
徳島県と明知大学から始まった一本の線を、徳島大学、徳島文理大学、そして次の世代の学生たちへ。
これからも、交流を「形」で終わらせず、人が動き続ける関係へ育てていきたいと思います。

明知大学校について
明知大学校(명지대학교/Myongji University)は、1948年創立の韓国の私立総合大学です。
ソウルに人文キャンパス、京畿道龍仁市に自然キャンパスを持ち、人文・社会科学・経営・法学・ICTから自然科学・工学・建築・芸術体育まで幅広い分野を擁しています。創立以来13万人を超える人材を輩出。
特に今回の協定が締結されたソウル・人文キャンパスは、西大門区に位置し、弘大・新村などソウルを代表する若者・大学文化圏にも近い立地です。
徳島との交流を考えた場合、単なる大学間交流だけでなく、学生交流、日本語・韓国語教育、文化、観光、研究などへ横展開できる可能性の大きいパートナーだと考えています。
明知大学公式|徳島県との交流協力協定締結(韓国語)
ハンギョレ|明知大学と徳島県が協定締結(韓国語)
徳島県公式|明知大学校との「交流協力に関する協定書」締結式
明知大学公式|徳島県招請訪問プログラム(韓国語)
明知大学公式|徳島県内4大学との交流会(韓国語)
