徳島を、新しいゴルフ旅の目的地へ
徳島の観光に、もう一つ新しい「旅の目的」をつくる。
その一つとして、私たちが韓国市場で取り組んでいるのがゴルフツーリズムです。
徳島には、海や山を望む個性的なコースをはじめ、韓国のゴルファーにまだほとんど知られていないゴルフ場があります。
さらに、ゴルフだけではなく、阿波牛、海の幸、温泉、宿泊、鳴門や祖谷などの観光を組み合わせられる。
「徳島へ行ったついでにゴルフ」ではなく、
「ゴルフをするために徳島へ行く」。
そんな新しい旅行需要を韓国につくる取り組みを進めています。
始まりは、商談会の「その後」
2025年7月7日。
韓国で開催された観光経済商談会を終えたあと、弊社代表は参加してくださった皆さんのもとへ、改めて個別にご挨拶に伺いました。
商談会で名刺を交換して終わりでは、なかなか仕事にはつながりません。
だからこそ、その後もう一度会う。
「先日はありがとうございました」と顔を出し、次に何ができるのかを一緒に考える。

皆さんにもとても喜んでいただき、その中で韓国のゴルフ専門誌の編集長とも、徳島の可能性について話が広がりました。
そして、
「今度は韓国のゴルファーを連れて徳島へ行こう」
という次の話へ。
11月には、韓国のプロゴルファーを含む団体で徳島を訪れていただく話にまで発展しました。
そして、韓国のゴルフ専門誌へ
そのご縁は、メディア発信にもつながりました。
9月1日、韓国のゴルフ専門誌で「徳島地域ゴルフ場の魅力」として徳島が特集されました。


誌面では、タカガワ東徳島ゴルフ倶楽部をはじめ、Jクラシックゴルフクラブ、鳴門カントリークラブなど、それぞれ異なる特徴を持つ徳島のゴルフ場を写真付きで紹介。
コースの特徴だけではなく、料金、設備、景観など、韓国のゴルファーが実際に徳島へ行くことを想定した情報として伝えていただきました。
一度の商談会で生まれた出会いが、次の訪問になり、今度は韓国の雑誌を通じて多くのゴルファーへ徳島が届く。
こうした一つひとつの積み重ねを大切にしています。
実は、徳島はゴルフ旅行と相性がいい
徳島には県内各地にゴルフ場があり、市街地から比較的短時間でアクセスできるコースもあります。
現在では韓国のゴルフ予約サイトでも、タカガワ東徳島、タカガワ西徳島、グランディ鳴門、眉山カントリークラブなど徳島のコースが販売対象になっています。
すでに存在するゴルフ資源を、韓国市場で「旅行商品」として見える形にしていく。
そこに可能性があります。
旅行会社と「どう売るか」を考える

2026年2月3日には、韓国のゴルフ旅行専門会社と、徳島への具体的な送客について打ち合わせを行いました。
ゴルファーは何泊するのか。
何ラウンドなら商品として魅力的なのか。
宿泊はどこにするのか。
ゴルフ後に何を食べてもらうのか。
観光をどこまで組み合わせるのか。
単に「徳島には良いゴルフ場があります」と説明するのではなく、韓国で実際に売れる旅行商品としてどう設計するかという話です。
そして、この日の打ち合わせ中には、偶然、後藤田正純知事と遭遇。
せっかくの機会なので、その場で韓国側から見た徳島観光の改善点や、新しい商品づくりのアイデアについて直接お伝えすることもできました。
予定された会議だけでは生まれない話があります。
会議室より、現場。
そんなことを改めて感じた一日でした。
そして7月29日、韓国の旅行会社を徳島へ
話し合いだけで終わらせず、今度は実際に見てもらいます。

8月29日、韓国でゴルフ旅行を取り扱う旅行会社・関係者の皆さんを徳島へお迎えしました。
韓国戦略課も同行し、県内のゴルフ場を実際にご案内。
コースのコンディションや景観はもちろん、
アクセス、クラブハウス、食事、料金、周辺の宿泊施設、観光との組み合わせなど、韓国向けの商品造成を前提とした視点で現地を確認していただきました。
写真や資料を見るだけでは分からないことがあります。

実際にフェアウェイに立ち、
「ここなら韓国のお客様に売れる」
「ここは改善した方がいい」
そんな旅行会社の生の声を聞くことが、商品づくりには重要です。
ゴルフだけを売らない

私たちが考えている徳島のゴルフツーリズムは、ゴルフ場だけで完結するものではありません。
朝からゴルフを楽しみ、ラウンド後には温泉へ。
夜は阿波牛や新鮮な魚を食べる。
翌日は鳴門の渦潮や大塚国際美術館へ行く。
あるいはもう1ラウンド楽しむ。
GOLF × FOOD × ONSEN × NATURE × TOKUSHIMA
こうして組み合わせることで、一人の旅行者が徳島に滞在する時間も、地域で使う金額も大きくなります。
ゴルフ旅行は一般的な周遊観光とは違い、「ゴルフ」という明確な来訪目的を最初から持っていることも大きな特徴です。
だからこそ、徳島の新しいインバウンド市場として育てる価値があります。
PRから、実際に売れる商品へ

この取り組みも、私たちがこれまで進めてきた他の韓国向け事業と基本的な考え方は同じです。
韓国で人に会う
→ 関係を続ける
→ メディアにつなぐ
→ 旅行会社と商品を考える
→ 徳島へ招いて現場を見てもらう
→ 実際の販売・送客につなげる。
雑誌に掲載されることも大切です。
でも、それだけでは地域にお金は落ちません。
最終的に韓国の旅行会社のサイトに「徳島ゴルフ」という商品が並び、お客様が予約し、飛行機に乗って徳島へ来る。
そこまでつながって、初めて一つの仕事が完成します。
実際、現在は韓国向け予約サイトでも「徳島ゴルフ旅行」というカテゴリーで複数の県内コースが販売されています。
「徳島にゴルフをしに行く」。
韓国のゴルファーにとって、そんな選択肢が当たり前になるように。
これからも、韓国のゴルフ業界・旅行会社とのネットワークを生かしながら、徳島の新しい旅の目的を一つずつつくっていきます。
